2017-01-01から1年間の記事一覧

無防備

君は、瞬間、無防備な言葉を発する。 不意をつかれてこぼれ落ちる宝石。 当たり前に降り注ぐ水しぶきの中の虹。 そこに吸い込まれるわたしは、何処へ向かう。 その時の君の言葉は、あまりにもほんとうで、わたしは、たじろいてしまう。 なぜならわたしは、 …

強くなりたい

強くなりたいと心から思った。 自分で自分を守れるように。 誰かを助けられるように。

だからこそ

私たちは、不完全な存在だ。 愛を求めて、そこになくて、さまよって、見つけて… ほんとうに確かな愛は、心の平和とともにある。 自分の心の中に… ごめんね。あなたにそれを求めてしまって、いっぱい迷惑かけたね。 君の欠乏感と、私の欠乏感はよく似ていた。…

大切にする

大切にするってなんだろう 幸せを祈るってなんだろう 愛するってなんだろう

何ができた

私から、彼を奪わないで欲しいと、神に祈る一方、 私は彼に何ができただろうかと思う。 幼い頃の欠乏感を埋めるのに必死で、 私は彼に何ができただろうか。 これは、自分への戒めである。 私は…与えることのまだできない…愚かな存在だ…

私たちはいくつの殻を心に纏って生きているのだろう。 私にはわかる。 私の心は幾層もの殻に被われて自分でもたまに心が見えなくなっていることを。 殻は本来の自分の心を殻は守るけれど、それが重なると、徐々に自分の心が見えなくなるところまでになること…

アッシュの言葉が

今ならとても理解できる。バナナフィッシュのアッシュの言葉が。 エイジといることで、暖かさが自分の心を満たしていく感覚になるということが。 自分の冷たい心を恥ずかしく思うということが。 最後はエイジのためにもう、会わない。あいつにとっては俺は疫…

信じよう

時間は過ぎゆくけれど、その時間は確かに在ったのだから、その瞬間を信じていこう。 私の傷んだ心を温めるために。 しっかりと生き抜くために。

散歩

散歩をしてると、歩くリズムに合わせてバッハのゴルドベルクが頭を流れた。 テンポが同じなのだ。 冬の景色。 風の冷たさ。 枯れ草のそよぎ。 今年なくなった、愛犬と散歩しながら、そういった風景の中にいた時間を思い出す。 散歩の無の時間。 私の愛犬はそ…

深い青い底

深い意識の底は、薄く青く、真にくつろげる静かなところ。 いつも無口になりがちな君はそこでくつろいで眠っているかのようだった。 目を閉じて、いつでもそこに行って、休むことができるのだ。 遠く上の方には光が音もなく降り注ぐ。 孤独を忘れる、穏やか…

はちみつとクローバ

映画のハチミツとクローバ。 今まで、多分、25回は見たかな! ああいう世界で生きていきたいな。

絵を描くと!

げーじゅつ!は好きなんだけども、それはもっぱら見る専用であって、描くのは苦手です! けれども今日は、絵を描くイベントがあっていってきました。 うーん。 やっぱりイマイチ! イマイチと自分でわかるものの…どうしたらよい絵になるのかよくわからない\…

名画のような

クリムトの絵のような きらびやかさと深愛 ミレーの落穂拾いのような 落ち着きと温もり カンデンスキーのような 楽しいおしゃべり ジョルジュブラックのような 都会的な賢さ 友達の印象を名画に例えるとこんな感じ!

ドンジョン

映画「ドンジョン」を観た。 「ドンファン並の女好き」という主人公の明るく楽しい恋愛コメディ… かと思いきや、男性が本当に女性を愛するとはどういうことなのか?! ていうことを、あくまで男性目線からとても正直に描かれた映画だったと思いました。 おも…

本「楽園のカンヴァス」原田マハ

原田マハ 作「楽園のカンヴァス」を読む。 この作品は元学芸員だった女性と、アンリ・ルソーの作品についての物語。 ところで私は、美術館と言う空間が好き。 空間をとても大切に作られた建築の中にいると、ざわざわした心も落ち着くし、心地よくなるから。 …

「マチネの終わりに」を読んだ

平野啓一郎 作「マチネの終わりに」を読む。 装丁にはブルーとイエローが寄り添うように配色されていて、そこから「痛々しいほどの心の寄り添い」を感じ取った。 主人公がギタリスト、ヒロインがジャーナリスト等々、そういった設定や、物語の紆余曲折はある…